チョコレートの原料カカオ豆は通貨だったんです。
13世紀アステカ王国では、カカオ豆は大変貴重なもので、神様へのお供え物であったり、国王や貴族だけが食べることができるものでした。一方、通貨としても使われ、トラテロルコという街の市場では、魚はカカオ豆10粒、カボチャは4粒と交換できたそうです。
カカオ豆をどうして味わうようになったのか!?
紀元前2000年頃から古代メキシコではカカオを食べていたようですが、この頃は豆ではなく、果肉を食べていたと考えられています。ところが、偶然の山火事によってカカオの豆の良い香りと味を知り、煎ったカカオ豆をすりつぶして、チョコレートとして飲むようになったと言われています。
引用:江崎グリコ株式会社 お菓子の工場グリコピア神戸の資料より