徒然日記
by panda914
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ワカドクロ。

劇団☆新感線2011年夏興行 いのうえ歌舞伎「髑髏城の七人」
8月7日(日)ソワレ、8月12日(金)マチネ@梅田芸術劇場

観に行ってきました。

簡単ではすまない感想をだらだらと書き連ねようと思います。

きっと読みにくいと思われますので、ご注意ください(笑)


また、ネタバレを多く含みます。むしろ100%ネタバレです。ご注意ください。


書いてる途中で大阪公演は終わり、とうとう東京公演も始まってしまいます。
記憶をたどっての感想になりそうです・・・。



8月7日は初日でした。

すでにご存知かとは思いますし、日記にも書きましたとおり、ファンクラブ先行チケットの発券ミスがあり、開場してからの発覚に伴い、開演が45分遅れました。

そのため、一度切れた集中をもう一度立て直してのスタートということで、たくさんの不具合を生じていたように思われます。

お客さんも、盛り上げていこうと、始まりの音楽で手拍子が起こったり、そこここで、拍手をしたりとお客さんも役者も盛り上げようという気持ちになっていたように思います。
それが、若干の空回りになっていた部分もあり、台詞をかんだり、効果音が役者と音効さんの息のあわせ具合にずれが生じたり、小道具折れたり、その他もろもろ色々あったと思います。

あれだけの中で怪我などなく、無事に終われたことだけでもすごいことだと思います。
あの日は本当にお疲れ様でした。

しかし、終演が10時を回るのはちょっとしんどかった。次の日普通に仕事ですから、しんどかった。
あと、冷静に考えれば4時間座りっぱなしだったわけで。そういう意味でも疲れましたね(苦笑)


さて、芝居の感想ですが、全体としての感想は、やはり、若いな、という印象でした。
キャストが若い、ということもありますが、それだけでなく、作品の根底に流れるものがすごく若いな、と感じました。何が?ときかれると、漠然とそう感じたとしか言いようがないのですが、若いんです。いい意味で。
若いと感じるのは、私がこの作品を見たときよりも年齢を重ねたということもあるかもしれません。
でも、それだけでなく、若く感じたのです。

また、この作品ってすごく哀しいな、とも思いました。
淋しい、とは違いますが、何か哀しい、哀愁のようなものを感じました。

身も心もすべて捧げた「天=信長」が本能寺で死に、生き残った3人それぞれが哀しいな、と。
捨之介と天魔王を分けることでそれぞれの人物が明確にわかれたからこその部分もあるかもしれないけれど。
蘭に関しては言わずもがなですが、実は捨も切ないんだな、と。
最後まで沙霧に救われるまで、死に場所を求めていたのかな、と。天魔王のような方向性は持ち合わせてはいないし、止めることが自分の務め。それが終われば役目は終わったと思っていたのかな、と。
私には今までの髑髏のなかで一番人間くさくて、若さゆえの弱さみたいな部分もあってよかったと思います。
アカだって、人間くさいけれど、年齢を重ねたおっさんの人間くささだっただけで、割と捨之介ってスーパーマンみたいな、漫画の主人公だと思いますから。


演出面では花道もなく、盆をまわすこともなく、いたってシンプル。
でも、髑髏城はシンプルな舞台装置のほうが似合うと思うんですよね。
歌も踊りも(2幕冒頭、天魔王が舞うシーンは染さんが振りをつけたとのことで、すごくきれいでかっこよかったです)なく、衣装もリリーさんの色使いではなく、割と落ち着いた配色でよかったです。

ただ、八百屋舞台はいつものことなんですが、最前列座ってみて思いましたが、傾斜がすごい。
この傾斜でただ、歩くだけでも大変そうと思うのに、さらに殺陣までするとなると、それこそ負担も多いと思います。怪我だけはないよう気をつけてもらいたいです。

※この感想を書いている時点で、メタルさんの骨折、降板になったという連絡があり、大変残念でしかたがありません。怪我には細心の注意をはらっているとは思いますが、鋼鉄番長のこともあります。
出演者スタッフにいたるまで皆さん、東京の大千秋楽まで今後怪我などないようお祈りします。また、メタルさんの骨折も早くよくなりますようお祈り申し上げます。



今回、捨之介、天魔王を別の人が演じることによって全く別人格に明確に分かれていて、そこに蘭兵衛が加わって。
今までの捨之介とヒロイン沙霧の話という感じではなく、若い男たち3人がメイン。沙霧はちょっと一歩引いた役だなーと思いました。

蘭という役は初演は女性、97年は男性、アカは女性、アオは男性と毎回性別を変えてのキャスティング。今回は早乙女くんということで、それはもうきれいな蘭でした。

私はとにかく蘭兵衛にしても蘭丸にしても、大好きな役なんです。誰が演じようととにかくこの役が好きで、妙に思い入れが強いキャラクターでもあります。
ただ、蘭兵衛→蘭丸に変わる動機が男性だとどうしても弱いように感じるんですよね。女性がやったほうがしっくりくるというか。
今回、蘭兵衛はクールな役ではなく、とにかく感情の起伏が激しい役になってました。戦いに身を投じたい。命のやりとりのぎりぎりのところ、殿への執着。そういったものがあるからこそ、天魔王と蘭兵衛の殺陣のシーンがあるからこそ、蘭丸へ切り替わる動機ができていて、よかったかな。と。

ただ、ここで、個人的に疑問というかただのファンサービスですか?と思ってしまったのが・・・。
殿の血だと、夢見酒を飲ませるシーン。今までの殿と同じ顔の天魔王が蘭兵衛を見据えて「鉄砲3百丁?そんなものはいらん。ほしいのはお前だ、森、蘭丸。」というからこそ蘭兵衛は受け入れてしまうんだと思うんですよねー。
今回は殿とは全く別人。影武者ではなく、臣下という設定だと、ちょっと無理があるんじゃないかなぁとも思ったのですが・・・。
ま、目の保養にはなるので、いいんですがねw


捨之介が薬漬けにされるシーンも、漫画みたいだなぁと思いました。同じ顔じゃないから、みんなが天魔王と勘違いして攻撃する、というシーンを作るとなると、こうなるしかないってことなんでしょうが・・・。


あと、個人的な意見なのですが、捨之介と天魔王の最後の戦いなのですが、「そんなのありかよー」と天魔王が言うシーン。
正直、お笑いな感じにしなくていいのに・・・と思ってしまいました。
天魔王はちょっと狂気じみた人格ですが、最後はあんな風にいわずに、普通にいってくれてもよかったのになぁと個人的には思いました。

あと、斬鎧剣の差し替え後がうまくいってなくて、観た2回とも天魔王が「へし折ってくれるわ!」の前に折れてしまってました。インディーさん頑張って!!!と心の中で思いつつ。



長々となってきたので、個人について書いては別に書きます。(もっと長くなるw)
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by panda914 | 2011-09-04 23:16 | 演劇・映画・ライヴ感想 | Trackback | Comments(0)
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