徒然日記
by panda914
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朧の森に棲む鬼・その1

はい。19日マチネ、ソワレ、両方観た馬鹿者です。
感想は両方まとめてしまおうと思ってます。

ということで、例の如く激しくネタばれ且つ、自己満足の世界ですので、それでもいいよって方のみ、続きからどうぞ。



感想を書くにいたって、いつもしているのですが、色んな方の感想を読みました。
今回は、どの感想も評価は大変良いようでした。


劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『朧の森に棲む鬼 Lord of the Lies』

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

キャスト
ライ:市川染五郎
キンタ:阿部サダヲ
ツナ:秋山菜津子
シュテン:真木よう子
シキブ:高田聖子
ウラベ:粟根まこと
サダミツ:小須田康人
イチノオオキミ:田山涼成
マダレ:古田新太




あらすじ

今回はあらすじは省略。長くなります。説明しにくいです。ってことで、HPへGo!日記にリンク貼ってます。


まずは全体の感想から。

なんといっても、演出、セットがすばらしかったです。もちろん、脚本も文句なしなのですが。
舞台に作られたが本当に素晴らしい!本当の水を使った演出。
とうとうやってしまいましたか!スーパー歌舞伎で水を使ったことがあるとは聞いたことがありましたが、自分が観る芝居で水を使った芝居が観れるとは!
最後のシーンは水なしでは、滝なしでは考えられないです。
滝があってこそのラスト。

雨だけだと思ったのですよ、まさか、滝が現れるとは思いもよらず、びっくりしました。

と、いきなり最後から初めてしまいましたが、本当に滝はすごかったんですよ。マイクの切り替えとかたぶん大変だったと思いますが、台詞をきちんと聞き取ることができました。

脚本として、毎回感じるのはどうしても前半が説明臭くて中だるみって感じ。後半からぐんぐん話が進んで盛り上がるって印象が多かったのですが、全く感じませんでした。1幕から面白くて仕方がない。
いらない部分なんて全然ないんですよ!ってくらいの勢いでちっとも退屈しませんでした。
1幕のラジョウのシーンがすごく好きですね。いろんな人が色々小芝居をしていて、カナコさんの歌が絶品なんです。ここのシーンに粟根さんがいらっしゃったそうですが、2回とも気付きませんでした。上手上方のいい雰囲気の色気ある男女の演出とか前田さん当たりに釘付けでした(苦笑)
また、2回観て気付いたのが、このシーンにきちんとオウムがいるんです!!
ちゃんといるよ!って細かいところまで気を使っているのに感動しました。
あと、このシーンのマダレの相手を務めた女性ってエマさんでしたね。1回目のときは気付きませんでした。

2回観て気付いたといえば、血人形の契りのシーン、ライはちゃんと財布についたキンタの血を拭っていました。本当、細かい!2回観ない限り気付かないよ!!と思いました。

見ていて、基本、最後まで名前が出てくるけれど、本人は最初に死んでしまったヤスマサという男は一体なんだったんだ、どういう人だったんだと思ったのですが、他のところで読んだ感想で、「シキブはヤスマサに惚れていたというより、ツナの愛した、ツナを愛した男だから奪おうとしていたのではないか」というのを見て、すごく納得、しっくりきました。たぶん、そうなんだと思いますね。だからこそ、ヤスマサはこの国が「腐った果実」等といったのではないかと。


一つ気になったのが、2幕で花道にシュテンの首が出てきますが、これ気付いたのって夜の回なのですよ。昼の回では全く気付かなかったのですが、友達の気付かなかったっていってたので、もしかして出てなかったのかなぁと思うのですが、どうだったんだろう。。。


相変わらずタイトルの出し方がかっこ良すぎて鳥肌立ちます。
朧たちがまた美しいんですよね!最初のタイトルのシーンとラストは似たような構図にしていましたね!
ライのメイクもだんだん悪くなっていく。2幕、特に牢屋でツナを殴り飛ばしているあたり、照明も関係してか、「鬼」に見えるんです!このあたり本当にすばらしいと思いました。

ただ、個人的にやっぱり衣装が少し苦手でしたね。衣装の色使いと髪型(一部限定/苦笑)。ただ、派手な色使いでも下品に見えないのでいいですが。
やっぱり団吾さんがいいなぁ〜なんて(苦笑)

あと、セットですが、どくろがすごいんですよね。
あぁ、あと、あれはきっとインディさんが作られたんでしょうか。なま首。リアル且つ、大量生産お疲れ様です。
本当、インディさんの作られる小道具はすばらしいですね!剣一つとっても安全性、リアル感、存在感があるんです。さすが、の一言。

音響さんもすてきでしたし。
カーテンコールの古田さんや染さんの投げキッスにさえあわせて音を出す音響効果さん。すばらしいですよ!本当、いい仕事してますよね。



えっと、まだ書きたいのですが、ちょっと整理できてないですね、思ったより。
あと、個人の感想はそれぞれ個別に書きたいからそこで書こうかしら。

あ、主役の「ライ」の名前の付け方めちゃうまいですね!さすが、かずきさんですね。
この作品、嘘を嘘で塗り固めていく話なのです。で、「リチャードⅢ世」と「酒呑童子伝説」をベースに作られています。
嘘=lie=ライ=頼光
うまいですよね〜。


今までのような「勧善懲悪」の話でもなく、「悪」を描いて人間性を主体とした話、演出に変わってきましたが、私はすごくいいと思いますね。
たまにはオポンチも観たいですが、それは今年の夏のお楽しみですから。
今までは殺陣とか見せ場があったけれど、それ以外を見せ場にしたこれからのいのうえ歌舞伎。ますます楽しみです。
とかいっても、メインとして見せ場として位置してない殺陣といっても、今回も激しかったですが。アクションクラブの川原さんと前田さんがあっけなくやられるのはやっぱり見せ場として位置しなくなったからでしょうか?


本当、なんだかんだで、今年一番、とてもいい芝居を観せていただきました。12600円もするだけの価値はありましたね、文句なく。
と、またえらい長くなりましたね。

一応この辺で(苦笑)
続きまた書きます。
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by panda914 | 2007-02-20 22:54 | 演劇・映画・ライヴ感想 | Trackback | Comments(0)
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