辻 仁成 / / 集英社
ISBN : 4087498115
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東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー / / 扶桑社
ISBN : 4594049664
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『ピアニシモ』
辻仁成氏の作品は私が所属するヴォーカルアンサンブルpp〜ピアニシモ〜の指揮者が好きな作家で、この作品のタイトルも名前の由来だと一応されています。
ということで、今さらながらに読んでみた。
うん、正直に私にはよく分からなかったかな。
『冷静と情熱のあいだ』は、男性、女性と分けて出版したから面白くて、内容がどうのじゃなくて、形式が面白くて読めたけれど、この作品は、ただなんとなく最後まで読めたなって感じだった。
ほかの作品も読んでみようと思う。
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』
映画やドラマは見れないけれど、話題としては一応押さえておくべきか?今さらだけれど。
ということで、映画やドラマは無理でも本なら読めるだろうと思って読んでみた。
途中で正直、面倒になってきたけれど、お母さんが東京に来たあたりからは、なんとかペースが戻って最後まで読めた感じでした。
この作品、多分、最後の方の母親に対する気持ちとか、いつかは訪れる、または訪れた自分の母親の死というものの恐怖とか、共感するものがあるからこそ、売れたんだろうなぁと思った。
世の中のベストセラーといった本で、共感しまくって感動した〜!!っていえることが少ない。
ひとそれぞれ感じ方はそれぞれで、それでいいとは思うけれど、自分の感性、価値観ってずれてる?と、最近、ベストセラー系を読んでいて思う。