人気ブログランキング | 話題のタグを見る

徒然日記
by panda914
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

五右衛門ロック

ちょっと今さらになってしまいましたが、8月8日(金)ソワレ(大阪初日)と8月16日(土)マチネ2回見にいってきました。
初日は下手2列目、2回目は一回真ん中のセンターという、なんとも贅沢な席となりました。

今回はいつもほど長くならないと思う。


たぶん(苦笑)



『五右衛門ロック』

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞


キャスト

石川五右衛門:古田新太
真砂のお竜:松雪泰子
カルマ王子:森山未来
岩倉左門字:江口洋介
ペドロ・モッカ:川平慈英
シュザク夫人:濱田マリ
ボノー将軍:橋本じゅん
インガ:高田聖子
ガモー将軍:粟根まこと
クガイ:北大路欣也






とにかくおもしろくって、楽しかった!!こんなに楽しめた芝居って『レッツゴー!忍法帖』以来!?というくらい楽しかったです。

以上!!


といっていいほど、今回の感想としてはそれだけ(笑)


たぶん、これは新感線ファン、しかも昔のファンがもった感想だと思いますが。
97年髑髏やSUSANOH魔性の剣、野獣郎あたりが好きな人にはたまらなかったのではないのでしょうか。
生バンドがはいってロックがんがんで、冠くんのシャウトでテンションあがって、話自体も全然難しくない、漫画のような世界。それを大の大人が真剣にやってて、無駄に歌うし踊るし、さらに役者が観客あおってきて。
まるでライヴにきてるような雰囲気。

最近の新感線の人間の内面にクローズアップしていく、ドラマを見せていく作品ももちろん好きだし、その方向性で成功もしてるけれど、やっぱりこういう作品が好きなんだよね!!といいたくなる。
ということで、最近の新感線をみて好きになった人は、今回はあんまり好きじゃないかも、でしょうね。


全体の感想としては本当、これだけ(笑)
部分というか、今回はとにかく左門字の江口洋介に全てもっていかれた気分!!
とにかくかわいいんだ!!
役としてはルパン三世の銭形のとっつぁん。
ギター侍にもってかれたなぁ。「海を渡ったサムライ」すごいすき。
初日から一緒に口ずさんだよ!というか、この日ほど、目が合ったとか勘違いしたのは初めてなくらい、目が合ったと思い込んでます(笑)
あと、下手の前にくることがすごい多くて、目の前にいるもんだから、センターで芝居がすすんでいくのそっちのけで、ガン見してました(笑)
メイクのせいもあるけど、ほりが深くてかっこいいんだ!しかもかわいいvv
歌もうまかったしね。いい声!
ペドロ@ジェイさんと歌う、「忠義って素晴らしい」のハモリはすごいきれいだと思う。この曲もすごい好み。というか、ベースのリフがすきです。初めて聞いた瞬間からキュン!ときた。
ベースやドラムなど、リズム隊がかっこいい曲が基本的に好きなんですよ。


曲といえば、今回全曲すごい良かったですね。
生バンドがステージにおりてくることがなかったのが残念ですが、背景の一部として絵がかわるようにしてあって、うまいと思ったし、演奏者のレベルが本当高いし、ノリノリで演奏されてるから、つい釘付けになってしまう。
やっぱり岡崎司さんのかく曲が好きだな。
冠くんのシャウトは本当すごい。
気持ちがいいんですよ。
ヘドバンしたくてうずうずしてきましたよ、正直(笑)
SKMBのライヴ大阪でもあればいいのにって切実に思います。


古田さんですが、さすがの貫禄と存在感。
主役はアカドクロ以来なので、私は初めて生で見る主役をはる古田さんでした。
やっぱりかっこいい。
4人で名前を名乗って見栄をきっていくところは本当痛快で、めっちゃ声あげちゃったよ(笑)
特に初日の盛り上がりはすごかったです。(たぶん新感線ファンが多かった)
2列目でみると、本気で殺陣がうまいのが半端なく伝わってきました。
ただ、16日はすごい声かれてて、残念でしたね。
本当気をつけて下さい。


北大路さんですが、母親が大好きなんですよね。
自慢しまくってやりました(笑)
存在が大きい。クガイは北大路さんでないと!と思いました。
男もほれる格好良さってやつですか。
歌もうまいし、立ち姿がなんたってかっこいい。さすが!でした。


松雪さんは不二子ちゃんでしたね!
かわいすぎる。
インガとのお色気歌合戦がすごいすき。
ただね、2幕の金のパンツはどうかと思うよ?
たぶん、松雪さんだから着れるけれど、やっぱりおかしいよ。
うん、やっぱりリリーさんの衣装は苦手。色彩が受け付けられない。
アオドクロほどではないけれど、やっぱりすきじゃないです。
団吾さんやったらってつい思っちゃう。ごめんなさいけれど。


未来君の王子はミキティメイクやとつっこまれてましたが、タップはすごいし、歌はうまいし(特に16日はさらによくなってた)間近で見ると本当きれいな顔してる。
メタマクと似通った役やったし、もっと違う役も見てみたいと思うね。


濱田マリさんとじゅんさん夫婦がかわいくて仕方なかった。
ちっちゃいアナタがすごいすき。
昔だったら、カナコさんがシュザク夫人やるかなぁと想像しながらvv

じゅんさんと粟根さんが対になって、刀をあわしてるしーんとか見ると、なんか懐かしい!!と思っちゃう。

川平さんと右近さんもいい感じに新感線らしいえせ南蛮人を演じてて、ナイス。
川平さんの馴染み方はすごいですよ。
馴染んでいるうえに、存在感あって、また客演にきて下さい、是非!!


前田さんと川原さんが対になってたのもよかった。
前田さんが今回猛烈に強く見えた。腕の筋肉が出てるからかなぁ〜。
川原さんがさりげなくタップをまねてたりしてたのがかわいかったけれど、衣装が微妙ってのもあって、川原さんのいつもの型のきれいな殺陣が堪能できなかったのは残念。まぁ、めちゃめちゃ強い役でもなかったからね。
前田さんの裏切りはどうやら日替わりネタになってたようで。
初日は普通になるほど!って感じで手をぽんっとうって裏切り。
16日は裏切った後、ガモー将軍に向かって、「ホチキスほどでもないわ!」と。
その心は「ホチキスのようにまとめることさえできないくせに!」というような内容をいいたかったのに、噛みましたよ、この人は(笑)
めちゃめちゃぐだぐだな空気が一瞬にして流れましたよ(爆笑)


でもって、粟根さん@ガモー将軍だけれど、もう最高やね。
クガイのそばにずっといるし、最後まで死なないし、さりげなく王子のお目付役だから事情ちゃんと知ってるし、強い役やから殺陣がかっこいいし、最初から出てきてるからなにかとおいしいし。
初日は一日遅れで、お誕生日をお祝いしたのが、一番の幸せでした。
というのも、8月7日の公演を期待していたのにも関わらず、初日が8日で、友達と、一日遅れやけど、勝手にお祝いするぞってことで、初日をとったのですよ。
まさかまさか、カーテンコール後お祝いしてくれるとは思わなくて、めちゃくちゃうれしくて、テンションだだあがり!!
ただ、古田さんの紹介の仕方がひどい。一瞬どっきっとしたよ。というのも、

「みなさんに悲しいお知らせがあります。劇団設立当初よりささえてくれた、粟根まことが今公演をもちまして   (間)     44歳になりました!!」

もうね、最後の言葉を聞いた瞬間にテンションあがりまくりで「おめでとーーー!!」を叫びまくったよ(笑顔)
どうも、同じ考えの粟根さんファンがおおかったようで、おめでとうの声が多かった(笑)
劇場前の粟根さんののぼりの前で写真を撮る人も16日と比べ物にならないくらい多かったし(笑)
みんな考えることは一緒だね!!


あと、今回、初日仕事帰りにいったのですが、正直休みを取るはずがそれどころではなく忙しくて、ギリギリまであきらめてたのですが、無理をいって、定時にださせてもらって、ダッシュで見にいったのですが、本当にいけて良かった。
いけてなかったら、一生後悔してたよ(おおげさ)


あと、どうも涙腺が弱ってたのか、完全にツボにきたのが、ホッタル族。
最後の左門字が探しにいっての流れがたまらない。
カナコさんの「でも、大丈夫。左門字もやがて死ぬ。」
の一言が忘れられない。
涙があふれてきてとまらなかった。

ホッタル族の曲もまたじーんとくる。


そしてラストの「野郎ども!!とっとと逃げるぞ!!」で五右衛門ロック。
この流れがすごくすきで、すごく楽しくなる。
いてもたってもいられず、拳あげるし、16日は古田さんにあわせて、軽くヘドバンしてみた。
初日の方がやっぱりここはノリがよかったかな。
拳あげたり、声あがったりが多かった。でも、両日共に楽しかったのは間違いない。

うん、やっぱりいい作品。

見れて本当良かった。
できたら千秋楽も見たかったし、終演後のライヴになったであろうから、そこで思いっきり暴れたかったなぁ(目的が/笑)



次の公演も一応は決まったようで、それも楽しみね。
だって古田さん25周年でしょ。
これはいくしかないでしょ!!いつやるんだろう。わくわくする!!
by panda914 | 2008-08-31 12:03 | 演劇・映画・ライヴ感想
<< 今さらの立山旅行記 ただいま。 >>


カテゴリ
以前の記事
リンク
お気に入りブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧